運動不足解消ナビ 運動強度や処方について

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運動処方
 私達は病気になると病院へ行きますが、診察や検査を受けた後、病状に合った「処方箋」を作成してもらいます。
このような流れは、運動をする場合も同じように、個人の目的や体調にあった運動をお勧めする際に「運動処方」という形で提示されます。
その運動処方の条件には、
 1 運動の種類
 2 運動の強さ
 3 運動時間
 4 運動頻度
が必要であり、特に運動の強さは運動を実践するための大きなポイントになってきます。


運動強度
運動強度は、物理的な表し方と生理的な表し方があります。
 例えば歩く時の速さを『1分間に100m歩ける速さでサッサと歩きましょう』ですとか、『自転車エルゴメータのペダルの重さを50W(ワット)でこぎましょう』といった仕事率など、ある一定の時間の中での運動できる量として物理的に表すことができます。
 生理的な表し方には、
 1 最高に酸素を取り込む運動(最大限の運動)の何%にあたるか
 2 心拍数がどのくらいの時の運動か
 3 主観的にどのくらいに感じる時の運動か
などがあります。


無理をして、体に負担を掛けて運動をするのではなく、無理をせず、体に合った運動をすることが運動を楽しくさせ、また、健康にも良い運動になるといえるでしょう。