アマチュア
アマチュアボクシングでは、シニア(18歳以上)では1ラウンドを3分間、ジュニア(高校生)では1ラウンドを2分とし、ラウンド間に1分のインターバルをおく。
ラウンド数は、日本国内では3ラウンドでおこなわれる形式が一般的であるが、国際試合では1ラウンドを2分間に短縮して4ラウンド制でおこなわれることが多い。
日本国内においても、全日本選手権とそのブロック予選では2分4ラウンド形式で試合がおこなわれる。
プロ
試合形式はラウンド制。1ラウンドを3分間とし、ラウンド間に1分間のインターバルをおく。ラウンド数は4ラウンド、5ラウンド、6ラウンド、8ラウンド、10ラウンド、12ラウンドの6種類。
ラウンド数は選手のライセンスの種類によって決定される。
なお、原則として12ラウンドは日本においては東洋太平洋タイトルマッチ、世界タイトルマッチの時にのみ実施される。
アマチュア
アマチュアボクシングでは、選手はトランクス、ランニングシャツ、シューズ、ヘッドギア、グローブを着用する。グローブの重さはシニア(18歳以上)の選手は全階級を通じて10オンス、ジュニア(高校生)はライトウェルター級までの選手は10オンス、ウェルター級以上の選手は12オンスである。
また、負傷防止のためマウスピースとファウルカップを着用する。
プロ
選手はトランクス、シューズ、グローブを着用する。
グローブの重さはスーパーライト級までが8オンス、それ以上は10オンスである。
また、負傷防止のためマウスピースとファウルカップを着用する。(スパーリングの場合にはヘッドギアを着用することがある)
アマチュア
階級名称 |
体重
(キログラム/kg) |
スーパーヘビー級 |
91kg以上 |
ヘビー級 |
81-91kg |
ライトヘビー級 |
75-81kg |
ミドル級 |
69-75kg |
ウェルター級 |
64-69kg |
ライトウェルター級 |
60-64kg |
ライト級 |
57-60kg |
フェザー級 |
54-57kg |
バンタム級 |
51-54kg |
フライ級 |
48-51kg |
ライトフライ級 |
48kgまで |
モスキート級(ジュニアのみ) |
45kgまで |
プロ
階級名称 |
体重
(キログラム/kg) |
体重
(ポンド/lbs) |
ヘビー級 |
90.719kg以上 |
200lbs以上 |
クルーザー級 |
90.719kg |
200lbs |
ライトヘビー級 |
79.379kg |
175lbs |
スーパーミドル級 |
76.204kg |
168lbs |
ミドル級 |
72.575kg |
160lbs |
スーパーウェルター級 |
69.853kg |
154lbs |
ウェルター級 |
66.678kg |
147lbs |
スーパーライト級 |
63.503kg |
140lbs |
ライト級 |
61.235kg |
135lbs |
スーパーフェザー級 |
58.967kg |
130lbs |
フェザー級 |
57.153kg |
126lbs |
スーパーバンタム級 |
55.338kg |
122lbs |
バンタム級 |
53.524kg |
118lbs |
スーパーフライ級 |
52.163kg |
115lbs |
フライ級 |
50.802kg |
112lbs |
ライトフライ級 |
48.988kg |
108lbs |
ミニマム級 |
47.627kg |
105lbs |
アマチュア
アマチュアボクシングの勝敗の決し方は以下の通り。
KO(KnockOut):相手がダウンしたのち、10カウント以内に立ち上がれない場合やファイティングポーズをとれない場合、もしくはレフェリーがダメージ甚大と判断してカウントアウトした場合。
RSC(RefereeStopContest):プロボクシングのTKOに相当する。ただしRSCのバリエーションとしてRSCH(H=head)、RSCO(O=outclass)がある。RSCHは頭部へのダメージが甚だしい場合に適用する。RSCOはコンピュータ採点方式の試合中に15ポイント以上差がついた場合に適用する。
棄権(Retire):選手本人、もしくはセコンドがこれ以上試合を続けることができないと判断した場合。
タオルを投げ込んで合図するのが通例。
失格(disqualified):反則によって減点が3点に達すると失格となる。
判定(On Point):ラウンド毎に採点をし、より多くの点をとった選手を勝者とする。
不戦勝(WalkOver):予定された対戦相手が出場できない場合は不戦勝となる。ただし不戦敗は記録につかない。
プロ
勝敗の決し方は、以下の通り。
KO。(knockout) プロの場合、相手がダウン後、10カウント以内に立ち上がれなかった場合。
TKO。(technical knockout)どちらかの選手が明らかに不利な場合や、試合続行不可能な状態になって試合を止めた場合。
レフェリーストップ。
どちらかの選手のダメージが深いなど、これ以上試合を続行させると危険であるとレフェリーが判断した場合。
記録上はTKO。
ギブアップ。
選手本人、もしくはセコンドがこれ以上試合を続けることができないと判断した場合。
タオルを投げ込むのが通例。記録上はTKO。
失格。
相手が故意に重大な反則を犯した場合、もしくは反則を繰り返した場合。
判定。
ラウンド毎に採点をし、より多くの点をとった選手を勝者とする。
負傷判定。
試合の途中で偶然のバッティングにより負傷した場合、規定のラウンドに達していればそれまでの採点で勝敗を決する。
達していない場合は負傷引き分けとなる。

採点方法は10点満点の減点方式。
ダウン1回で2点減点、ダウン2回で3点の減点。
ダウンがなかった場合、より的確にパンチを当てていた選手に10点が、そうでない選手に9点が与えられる。
採点は3人のジャッジで行い、2人以上のジャッジが支持した選手を勝者とする。
ジャッジが3人とも一方の選手を支持した場合をユナニマス・デシジョン、2人が支持し、もう1人が引き分けであった場合をマジョリティ・デシジョン、1人のジャッジがもう一方の選手を支持した場合をスプリット・デシジョンと呼ぶ。

試合中に以下の行為を行った場合、反則となり、レフェリーに注意を受ける。注意が重なった場合、減点対象となり、悪質な場合は失格負けとなる。
バッティング。頭、肘などで攻撃する。
ローブロー。相手のベルトラインより下を攻撃する。
ラビットパンチ。相手の後頭部を攻撃する。
相手の背中側を攻撃する。
レフェリーがブレイクを命じた後に攻撃する。
ラウンド終了のゴングが鳴った後に攻撃する。
サミング。グローブの親指で相手の目を突く攻撃。
投げ技、タックルなどのレスリング行為。